仕事でスマートフォンで通話する機会が多いので、思い切ってBluetoothヘッドセットの購入に踏み切りました。
あわせて、最近多くなったPCでの”zoom”や”Microsoft Teams”などのビデオ会議の快適性も向上させるべくPC環境でも並行して使用できるようにBluetoothドングル(レシーバー)も合わせて購入しました。
ワイヤレスヘッドセット【KENWOOD KH-M500-B】
今回購入したのは片耳用Bluetoothヘッドセット【KENWOOD KH-M500-B】(JVCケンウッド)です。
これを使用することで、スマートフォンを始めとするBluetooth対応機器と接続すれば、ハンズフリー通話はもちろん、音質などを超絶こだわらなければ、映画や音楽なども聞くことができます。(常に片耳だけなので見た感じちょっとアレかもしれませんが…)
もちろんパソコンがBluetooth対応であればPCでも同じことが可能です。
お手持ちのパソコンがBluetoothに対応していなかったり、対応しているけどバージョンが古い場合は、Bluetoothドングルを使用することで
詳細は別記事にしているBluetoothドングル(レシーバー)の記事を参照ください!
使用感は特に不満もなく”通話を快適にする”商品
Bluetoothヘッドセットはいろいろなメーカーが参入しているのですこし調べただけでも何百もの商品がヒットする昨今です。
もちろん値段も性能もメーカーも様々な商品ではありますが、「何をしたいか一つに絞る」ことが需要です。
例えば【音楽を聞きたい】【映画を見たい】【ハンズフリー通話をしたい】【ボイスチャットをしたい】【ゲームをしたい】などなど、上げ始めればキリがないほど条件があると思いますが、複数のやりたいことを一つで補うことは正直言うと不可能ですし、2つのことを叶える商品はまず存在しないと思います。
仮にそういった商品に出会えたとしても、後々に不満が出てきてどちらの条件も満たせなくなってしまうと思います。
(経験者語るではありませんが、二兎追うものは一兎も得ずですね。)
ちなみに、私がほしいのは「ハンズフリー通話をしたい」と言う条件のみに絞って商品を選び、あとは値段と性能のバランスで折り合いがついたので【KH-M500】を選択しました。
スペック詳細
型名 | KH-M500(以降色型番:-B(ブラック) or -W(ホワイト)) |
通信方式 | Bluetooth®標準規格 Ver.5.0 |
出力/最大通信距離 | Bluetooth®標準規格 Power Class1/約10m |
対応Bluetooth®プロファイル | ・A2DP(音楽再生) ・AVRCP(オーディオ・ビデオ機器制御) ・HFP(ハンズフリー) ・HSP(ヘッドセット) |
対応コーデック | SBC |
対応コンテンツ保護 | SCMS-T 方式 |
電池持続時間(通話) | 約7時間 |
電池持続時間(音楽再生) | 約13時間 |
電池持続時間(待ち受け) | 約1週間(約164時間) |
充電時間※1 | 約3時間 |
充電方法 | USB充電 |
質量 | 約10.1g (イヤーピース、イヤーフック含まず) |
付属品 | ・充電用USB Type-C®ケーブル ・取扱説明書 ・イヤーピース(S/M 各1個) ・サポート付きイヤーピース(右耳用S/M 各1個、左耳用S/M 各1個) ・イヤーフック 2個 |
Bluetooth Ver5.0で対応プロファイルも基本的な物を備えています。コーデックはAACなどには対応していないので音楽や映画といったところはあくまでもおまけ的に考えてください。
(そもそも音楽鑑賞を前提としていないですし、片耳の商品ですし。。。音楽鑑賞をお考えであれば確実にAirPodsProやしっかりとしたヘッドホンやDACを仕様した有線接続をご検討されるべきだと思います。)
ちなみに、KH-M500には上位機種の【KH-M700】と言う機種も存在しますが、違いとしてはアクティブノイズキャンセル機能の有無になります。
通話中の周囲の雑音など、環境ノイズを抑えて通話相手の声がよりクリアに聞こえる…と言われましても、反対の耳はフルオープンですし、価格面もワンランク上がってしまうので、【KH-M500】でベストと判断しました。
接続の切替の手間がなくとても便利
普段はiPhoneX(古いとか言わないでorz)と接続してのハンズフリー通話がメインになります。
また、ペアリングはマルチポイント対応で、登録した2台の機器に同時に接続して待機できて接続を毎回設定から手動で切り替える必要が無いので大変便利です。
特に、普段がPC作業の私は、PCとKH-M500の電源を入れるとスマホもPCも自動で接続されてデュアルスタンバイ状態になってくれるので、いつでもどちらでの通話も開始できる状態が整うのは大変重宝しています。
通話音質も問題なし
ハンズフリー通話をした時に一番気になるのは相手への聞こえ方とこちらの聞こえ方ですよね。
(まぁ、ハンズフリーじゃなくても通話はすべてそうですよね…^^;)
今回購入した【KH-M500】は以前使用していた10年選手”Plantronics M55”と比較しても音質はかなりクリアな印象です。
こちらに聞こえる相手の声は、それなりに賑やかな所から電話がかけてきても、周辺の音がそれほど気にならないくらいはっきりとクリアに聞き取ることができます。
こちらから相手に届く声は、しっかりと相手に確認をしたわけではないのですが、すこしボソボソした感じで話しても、少し賑やかな場所から電話をかけても苦情などを言われたことは無いので問題ないと考えます。
仕方ないんだけど、ここを改善して欲しい!
ワイヤレスヘッドセット製品全般に言えることなのですが、状態などを音声で伝えてくれるのですが、こちらの【KH-M500】も他に違わず音声で状態を教えてくれます。
音声ガイダンス | 状態 |
---|---|
パワーオン | 電源が入ったとき |
パワーオフ | 電源が切れたとき |
ペアリング | ペアリングモードになったとき(相手機器との接続を開始したとき) |
ペアリング サクセスフル | ペアリングが成功したとき(はじめての相手機器との接続が成功したとき) |
フォン ワン コネクティッド | 1台目の相手機器との接続が成功したとき |
フォン トゥー コネクティッド | 2台目の相手機器との接続が成功したとき |
ディスコネクティッド | 相手機器との接続が切れたとき |
チャージ バッテリー | 電池残量がほとんどなくなったとき |
バッテリー フリー チャージドゥ | 電池残量が100%のとき(電源オンの後に読み上げ) |
バッテリー ナインティ― パーセント レフト | 電池残量が90%のとき(電源オンの後に読み上げ) |
バッテリー エイティ― パーセント レフト | 電池残量が80%のとき(電源オンの後に読み上げ) |
バッテリー セブンティ― パーセント レフト | 電池残量が70%のとき(電源オンの後に読み上げ) |
バッテリー シックスティ― パーセント レフト | 電池残量が60%のとき(電源オンの後に読み上げ) |
バッテリー フィフティ― パーセント レフト | 電池残量が50%のとき(電源オンの後に読み上げ) |
バッテリー フォーティ― パーセント レフト | 電池残量が40%のとき(電源オンの後に読み上げ) |
バッテリー サーティ― パーセント レフト | 電池残量が30%のとき(電源オンの後に読み上げ) |
バッテリー トゥエンティ― パーセント レフト | 電池残量が20%のとき(電源オンの後に読み上げ) |
バッテリー テン パーセント レフト | 電池残量が10%のとき(電源オンの後に読み上げ) |
この音声で教えてくれるのが意外と曲者で、【KH-M500】はPCまたはスマホで通話中に、もう片方の接続を一時的に切断するような動きをします。
その際に、通話している中に突然と音声ガイダンスが割り込んでくるのがとても残念な点です。
電源を入れたときに怒涛の音声ガイダンスで状態報告が始まります。
「パワーオン、ペアリング、フォンワンコネクティッド、フォントゥーコネクティッド、バッテリーセブンティーパーセントレフト」
この音声ガイダンスが、「あ、電話かかってきたからハンズフリーで電話しよう」と【KH-M500】の電源を入れてすぐに通話を開始すると相手の会話に上記ガイダンスが同時に流れてしまうので、相手の声が全くわかりません(^^;
せめて、通話中とかは音声ガイダンスを控えて、通話終了後に改めて音声ガイダンスが流れるみたいな対応ができれば100点満点なのですが、、、少し残念です。
使用してみて少し残念。。。(2023/12/13追記)
大変汚いお話で申し訳ありません。。。
とても満足しているのですが、私の耳が油分多めなのか使い続けているうちに、イヤーピースがつるつると滑りが良くなってしまい、気づくとマイクが下を向いてしまうことが多くなりました。
両面テープをイヤーピース内部に貼り付けて滑り止めのようにしていたのですがやはり時間の経過とともに滑り始めてしまいます。。。もう少し滑らない機構を取り入れてもらえたら良かったな。。。という感想です^^;
少し残念だけど製品には満足
最後の残念な点はあるものの、通話品質や、つけ心地など、製品自体には大変満足しています。
もっと高価な価格帯のものを選べば通話環境が更に良くなるのかもしれませんが、正直片方の耳が空いた状態なのでそこまでこだわっても意味がないように思えます。
価格帯もそれなりに安価なところで抑えられている【KH-M500】は選んで失敗しない製品でした。
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